石川さと

コーヒーと写真を愛する手話者。deaf当事者。福祉やろう教育を学んでいる。告知メインで用います。

【自己紹介】石川さとって誰?

初めまして。 

 

大学3年の石川さとです。

 

本日より、個人的な活動を紹介するブログを始めました。

 

まず、現在の活動は主に2つです。

○イベントの情報保障環境を整える。

○手話教室や手話関係のイベント、セミナー等をサポートする。手話の啓発活動。

 

キーワードは、「情報保障」「手話」。

この取り組みは、今年に入ってからスタートしたものであり、まだまだスタートラインに立ったばかりです。

 

何故、情報保障なの?と言いますと、単刀直入に言えば、「聞こえないことによる情報の壁を壊したいから」です。「情報保障」って何?ってなる方も多いと思います。

 

一番イメージしやすいのは、大学の講義です。先生が話している内容が、聴こえない、あるいは聴こえにくい我々にとって、全てを把握するのは難しい状態です。

 

まして、大学の講義は、先生が前に立って黒板に書いて進めるスタイルだけではなく、ゼミ形式といって、先生と学生を囲んで各々の意見を出し合ったり、グループに分かれて意見をまとめるタイプもあります。

 

全体講義では、ノートテイクやパソコンテイクによってなんとか聴こえない情報を得る支援を受けることが出来ますが、ゼミ形式となると、相手の意見も踏まえて自分で発言しなければなりません。これはパソコンテイクやノートテイクでは限界があり、手話通訳でないと、輪に入れません。

 

それは、友達作りにおいても同じです。コミュニケーションや情報の壁を一番感じるのは、「対人関係」と「会議・ディスカッション」だと思っています。

 

それでもかつてに比べたら手話に対する偏見も減り、障害者差別解消法や技術の発達により、近年、情報保障は目覚しい進歩を遂げていると思います。ろう学校から大学に進学する人も増えました。

 

その一方で、支援してもらうことが当たり前となり、手話啓発やろう運動、情報保障について学ぶ機会や意欲は減ってきたという話もよく聞きます。

 

そこで、学生のうちに何かできることがないかと、思っていた矢先に出会ったのが、「とっておきの音楽祭」でした。

 

2年前に参加したボランティア活動で出会った方が熱心に声をかけてくださり、その熱意に押されました。そこから2名の方と聴覚当事者の私でチームを組み、最初に掲げた目標は、「手話ボランティアを募集し、全てのステージに通訳をつける」というもの。

 

その結果、1ヶ月余りでなんとかギリギリ達成出来ました。

 

そして、現在は、10月に開催される「愛と平和の音楽祭」に向けて日々動いております。

 

また、様々なご縁もあり、盲ろう者の世界に入ったり、手話教室を開催したり、ライブをお手伝いしたりと活動しております。

 

長くなりましたが、「情報保障」「手話」をキーワードとした活動を今後も続けていきたいと思います。ブログにはその活動を紹介していきます。これまではFacebookに載せていましたが、振り返る時に遡るのも大変なので、ブログにまとめようと思います。

 

お世話になっております皆様、どうぞよろしくお願い致します。

 

石川さと